2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

CSRの今日的な意義

同志社大学での講義も明日の6月29日で、11、12時限目となり、その準備のために、CSRに関しての今までの経緯、現状を改めて見直す機会を得た。 環境マネジメントから端を発して、環境報告書の作成が多くの企業に展開し、それが今日的には、環境だけでなく…

村上春樹のバルセロナでの反原発スピーチ

6月9日にスペインのバルセロナであった、カタルーニャ国際賞の授賞式での村上春樹の反原発スピーチが話題となっている。 少しだけそのポイントを紹介する。 まず、日本人の精神性の紹介として無常観を提示し、その無常観が、日本人を災害へも仕方がないもの…

講演会 震災後のエネルギー政策〜これからの「国のかたち」を考える〜

昨日、6月12日に、神奈川県の二宮町で上記タイトルの講演会に招かれ、1時間半ほどの講演を行った。 その後、同じくらいの質疑応答の時間が続いたのには、驚きであった。 50人強の方々がいかにこの問題に関心が高いか改めて実感した。 今回の講演では、次の四…

原子力発電所の再開問題は大事な一里塚

今回の震災を踏まえて、原子力発電所を巡る方向性は、今後の日本社会の姿を決める重要な要素として位置づけられる。 どうも、政府は、夏場の電力不足を補うために、早急に、休止あるいは点検中の原発を再稼働させたい意向のようである。 しかし、少なくとも…

日本の環境産業の海外進出を支援するプロジェクトへの参画

日本企業の成長性ある海外市場への進出の必要性は、多方面で論じられているが、とりわけ、環境分野でも、日本独自の技術システムをいかにして海外へ展開するかが、今後の課題とされていた。 今年度の環境省事業において、その支援事業の採択案件7件が確定し…