講義録

大学の講義の経験から(その2)

上半期の講義が今月で終わろうとしている。この経験でどんなことを考えたかを少し整理しておこうと思う。 前回は、若い学生にとって、理論と実践事例の学習はどうあるべきかというような視点からの整理をした。 今回は、講義を行うに当たって、どのような点…

大学講義の経験から(その1)

半年ほどの同志社大学での講義で、いくつか気づいた点がある。それらを何回かに分けて整理してみたい。 先ず第一に、若い学生は、理論よりも実践事例を通じて課題がどこに存在するかを理解させた上で、その後に理論等を学習するほうが良いのではないかという…

CSRの今日的な意義

同志社大学での講義も明日の6月29日で、11、12時限目となり、その準備のために、CSRに関しての今までの経緯、現状を改めて見直す機会を得た。 環境マネジメントから端を発して、環境報告書の作成が多くの企業に展開し、それが今日的には、環境だけでなく…

同志社大学経済学部の上期講義の半分が終了

同志社大学での講義も先週4回目(8時限分)が終了した。 「環境ビジネスと企業の環境戦略」という講座名での講義で、四回にわたって、次のような内容の講義を行った。 1/ 環境政策全般に関する経緯〜エネルギー政策を含む温暖化、化学物質管理、廃棄物等管理…

講義録。その1。

4月から始まった同志社大学経済学部での講義も、明日で四回目(各回二時限であるので、8時限)である。 少し、それを紹介してみたい。 講座のタイトルは、「環境ビジネスと企業の環境戦略」であり、経済学部以外の学部生も受講可能となっている。 4月13日の…