同志社大学経済学部の上期講義の半分が終了

同志社大学での講義も先週4回目(8時限分)が終了した。
「環境ビジネスと企業の環境戦略」という講座名での講義で、四回にわたって、次のような内容の講義を行った。


1/ 環境政策全般に関する経緯〜エネルギー政策を含む温暖化、化学物質管理、廃棄物等管理政策
2/ 公害から現在に至る企業と環境との関わり
3/ EPR政策の現状と課題〜容器包装、電気電子製品、廃自動車等〜
4/ Post-EPRの試み〜PSS等の新しい試み〜

次回以降は、エネルギー政策、化学物質政策を含む総合的な企業の環境取り組み(CSR等も考慮)をまとめる予定である。


大学生がどのような点に興味を持って取り組めるのかが、最初、心配であり不安であったが、予想以上に興味を持って取り組んでいるという印象であった。
講義の中では、特に、知識よりも考え方等を重視したつもりである。
坂本賢三さんの「わかること、分けること」を紹介しつつ、どう物事を整理するか、どう説明をするか等にも考慮したつもりである。
これの成果が、一回目の課題レポート提出でわかると思う。


再来週締め切りのこのレポートが楽しみである。