50の手習い。大学講師という仕事

 この四月から、同志社大学経済学部で、講座を持つことになった。
講座のタイトルは、「環境マネジメントと企業の環境戦略」というものを頂戴した。
ちょうど良い機会をいただいたと考え、今まで実践してきたことを整理して、若い学生諸君にお話ししてみようと思い、スタートさせた。
隔週1.5時間*2の講義は、講師にとっても、学生にとっても、双方に負担が大きいものである。


 内容は、経済学部の講義であるので、温暖化対策、化学物質対策、廃棄物対策に関する諸制度と企業の取り組み状況を経済学の視点を重視して整理しながら取りまとめる予定である。
政策と市場との相互影響が中心になるものと思われ、今まで、業務で携わってきた経験を、理論的に取りまとめることとなる。半期分の講義でも、講義時間はトータル24時間に及ぶ。


 4月に二度の講義を行ったが、幸いにして、民間のコンサルタントからみた環境経済政策論は新鮮と見えて、学生諸君から、概ね好評であった。しかし、今後、どうなることやら…